コミケに参加する上で、一般参加・サークル参加問わずしっかりとした準備が必要です。
2019年から約2年ぶりの2021年の12/30,31にコミケット99(C99)が開催されました。
C98もリストバンド制になり変わりましたが、C99からさらに大きな変更点が出てきました。
そのため今までの参加者の経験が所々通用しないところが出てきています。
ここではコミケ参加者に向けた大きな変更点や持ち物に準備など、様々な部分をまとめていきます。
早く読みたい人のための目次
コミケット99からの変更点
- チケット販売制
- アーリー制導入
- 入場時間の分散
- 東館7・8の利用の制限
- 東館と南西館の一時閉鎖
- リストバンドの受け取るタイミングの変更
- ワクチンパスポートなどが必要
- 打つ上げ禁止を明記
コミケに参加するまでは軽い運動程度はしよう
コミケは交通機関の利用だけではなく、会場である東京ビッグサイト自体が広いため、一般・サークル参加者問わずかなり歩きます。
特に巣ごもりなど、家に引きこもっていることが当たり前の時代になっている今の時代です。
運動不足が加速して参加しただけで体を痛めてしまうことが考えられます。
家で出来る運動不足対策をしよう
家でできる運動不足対策として、オススメするのはリングフィットやステッパーを踏むことです。
最低でもストレッチはしましょう。
私がオススメするのは、コミケ1週間前から20分以上散歩することです。
通勤通学と別に体を動かすことで、長時間歩く耐性を付けるようにしています。
家で引きこもりながら体を動かす方法をまとめました!
コミケの温度湿度
夏冬共に会場内外の温度湿度はかなり過酷な状況になっています。
会場内はまだ空調設備があるので、外よりかはマシ程度ですがそれでも不快になる室温であるのは間違いありません。
そのため会場内の温度湿度がどのくらいなのか把握しておきましょう。
寒さ対策
コミケの寒さ対策は着込むことである一定レベルは解決します。
しかし着込むすぎると、会場内で歩くと汗をかいて脱ぐことになります。
着ている分には良いのですが、脱いだら大きな荷物になるので、そのための調整を意識する必要があります。
暑さ対策
逆に暑さ対策は着込めないですし、極論全裸になっても涼しくはなりません。
そのため携帯扇風機など、暑さ対策のグッズが快適性を上げる鍵となります。
傘の使用を控えよう
傘の持参はオススメしません。
折りたたみではない、一般の傘は会場内では危ないだけではなく邪魔になります。
濡れている状態で歩くと密集しているため自分だけではなく、周囲の人を濡らしてしまったり、最悪の場合頒布している同人誌を濡らしてしまいます。
待機列では傘OKのスタッフからの案内もある
最近の入場までの朝の待機列ではスタッフが傘をさしても良いという案内があります。
しかしそれが待機している場所としてOKな可能性があるだけで、普通はだめな場合もあります。
日傘は控えて日焼け止めを塗ろう
日傘は本当に危険なためなるべく控えましょう。
私は日傘が頭に刺さりすぎて、翌日頭皮ニキビになった経験があり、それ以降日差し対策も含めて帽子を被るようにしました。
特に会場の屋上待機は参加者やスタッフだけではなく、取材班までひっきりなしに往来しています。
そこで日傘をさすと周囲の邪魔になる可能性が考えられます。
したがって、傘ではなく日焼け止めを塗ることを検討しましょう。
コミケで使うカバン
用途に応じたカバンを選ぶことで、快適にコミケへ参加することができます。
トートバックをメインにすれば、同人誌を入れることができるなどです。
また参加者に合わせて最適なカバンもあります。
不必要な会場内でのキャリーケースは控えよう
キャリーケースの利用は一般参加者の場合は特に控えましょう。
入場から会場内まで、一人分のスペース以上を開けるだけではなく、人の足を引いてしまうことがあります。
引かれた経験のある私からすると、旅行系の場合は重くて怪我はしないまでも痛くて驚きました。
サークルやコスプレ参加者の場合は別
ただし大丈夫だからと無神経にキャリーケースを引くのは良くないですが、サークル参加者とコスプレ参加者の場合は別です。
衣装や同人誌やグッズの在庫など、準備するものを入れて来る人が多いためです。
リュックについて
個人的にはリュックは大きすぎなければ大丈夫だと考えています。
ボックスリュックのような、大きなリュックは同人誌を安全かつ簡単に運べるので人気が高いです。
ただし目の前にいられると圧倒的な邪魔かつ、詰めてとスタッフに言われても詰められず割を食うことがあるので、周囲のことを考えるならリュックでもボックスタイプは控えるのが無難でしょう。
折りたたみトートバッグオススメ
一般参加者だけではなく、サークル参加者にオススメなのが折りたたみトートバッグです。
エコバッグとも言われていて、昨今目にする機会が多いのではないでしょうか?
折り畳めるので極論ポケットに入れて来場し、会場内で広げて同人誌を入れて買えることができます。
同人誌を持ち運んで帰宅する分にはものすごく最適なカバンの一つです。
サークル参加した時も、会場に輸送した同人誌が余った時に畳んでいたトートバックに入れて運んばことがあります。
サークル参加者にはミーティングバッグがオススメ
箱とトートバッグが合体したミーティングバッグというものがあります。
これは同人誌を入れるのに重宝するのですが、角がありかなり大きいので一般参加者には向きません。
実際に使ってみたり、遭遇したことがあるのですが、ぶつかると本当に痛いです。
一般参加者は帰宅時にホテルなどで詰め替えてから利用するくらいしか、使いみちが無いと思っています。
ただしサークル参加者の場合は、一般参加者よりも前にサークルチケットで入場できるため、そこまで邪魔になることもなく持ち運びできます。
サブバッグが意外と使える
サブバッグがあると小銭管理や貴重品の盗難対策ができます。
私は大量の小銭をサブバッグに入れて、財布代わりに使いつつ、チャック部分に保険証などの貴重品を入れています。
コミケの持ち物
コミケの持ち物は夏冬で大きく変わります。
そのため夏冬それぞれの季節に応じた持ち物にする必要があります。
昨今ではリストバンドが必要になっているなど、極端な話お金よりも大切なものが出てきました。
持ち物をしっかりと準備することで、天候的にも人の多さ的にも辛いコミケを快適にすることができます。
充電スペースは無いのでモバイルバッテリーを持参しよう
コミケ会場内では使える電源(コンセント)がありません。
そのためスマホやタブレットを充電するところがないので、モバイルバッテリーは必須です。
一般・サークル参加者双方でも用途に応じたモバイルバッテリーを選びましょう。
待機列での過ごし方
始発から待機していると時間が有り余るため、暇つぶし対策は必須と言えます。
大体過去10年観ていると、ゲーム・SNS・カタログを読む。
この3つに分かれています。
特に昨今はウェブカタログもあるので、重いカタログやPCで編集してスマホで見るという面倒なことが無くなりました。
折りたたみ椅子を持参しよう
始発から待機する場合は折りたたみ椅子を持参することをオススメします。
基本立つか地面に座るかで長時間待機するのですが、雨や雪の日でも変わらないため、悪天候時には体調を崩す可能性が考えられるからです。
また冬は地面が冷えているため、一気に熱が奪われるので冬だけでも持参しましょう。
コミケでは複数の財布を持参しよう
財布を複数持参しましょう。
年々スリの話を耳にしており、会場内のアナウンスでもスリや置き引きに注意するようにと頻繁に注意喚起があります。
そのため貴重品分散のためにも財布を複数持ちましょう。
またすぐに小銭やお札を出すためにも、出しやすい袋などを用意するのがオススメです。
私は保険証や交通費など必要最低限のお金や貴重品をスマートウォレットに入れています。
お札と小銭使い方について
コミケのサークルの大多数が昼以降小銭不足になります。
大手である壁サーや中堅サークルのように、セット販売をしていてお札がないと不便なサークルは目立つだけで大多数ではありません。
そのため午前は小銭対応、午後からは小銭が増えてくる影響でお札に切り替えましょう。
また一般参加者も小銭への両替代がかかりますが、サークル参加者もまた両替費用が沢山かかっています。
- 基本的に午前はNG
- 帰り始める13時以降にすること
- 一万円札は使えなくもないが基本は千円札が親切
- 一万円札を使いたい場合は確認を取るべき
- 大手などの数千円するセット売りに対して
- 特に午前中であること
- 400円や700円など細かな価格設定がされているものに対して
- 出来る限り100円玉と500円玉に統一した支払いをすること
まとめ
コミケへの準備をまとめました。
一日二日で準備できるものではなく、体調管理までを含めると1週間近くはかかります。
怪我や事故などが起きないようにするためにも、持ち物から日程まで細かく考えて計画を練りましょう。