コミケなど同人誌即売会で戦利品を収納するのに便利と噂されている、カウネットのミーティングバッグを購入しました。
種類は2つあり両方とも購入したのですが、同人誌が問題なく入るのは「ラージサイズ」でした。
ラージサイズは結構大きく容量もあるので、同人誌を沢山買う人にとってはとても相性の良いバッグです。
しかし確認してみると実際に利用するのはどうなんだろう?と思う点も沢山でてきました。
早く読みたい人のための目次
ミーティングバッグとトードバッグの比較
- 沢山荷物が入る
- 収納力に優れている
- 荷物を安全に守れる
- サークル参加に向いている
- 折りたたみもあり利便性に優れている
- 沢山持参ができる
- 使わない場合は最悪ポケットに収納できる
- 手軽なため一般参加に向いている
ミーティングバッグと比較対象としてはトートバッグがあげられます。
用途も構造もトートバッグが一番似ているためです。
トートバッグが気になる方は、以下の記事をお読みください。
ミーティングバッグのメリット・デメリット

昨今話題になっているミーティングバッグは同人誌を入れて持ち運ぶのに大変適しています。
元々ミーティングバッグはファイルからノートパソコンまで持ち運ぶために使われているバッグです。
コミケ筆頭に同人即売会でやり取りしているのは、書籍が中心なためミーティングバッグは収納して持ち歩く観点では理にかなっています。
- 大きい
- 角ばっている
- クリアケースが入らない
- コンパクト性に欠ける
- 頼りすぎると重さの分散ができない
- 同人誌に最適なサイズ
- 衝撃や水滴にある程度対応
- 中身が見られる心配が少ない
- 容量が結構ある
- 畳んで持ち運べる
ミーティングバッグのメリット
ミーティングバッグの大きなメリットとして挙げられるのは、同人誌を衝撃からある程度守れることでしょう。
従来使われていたトートバッグや紙袋では、人混みにぶつかって同人誌の角が折れてしまう可能性がありました。
そのため一度大切にとっておきたい同人誌は、クリアケースに収納することで守っていました。
またトートバッグとは違い容量も多いので、沢山購入する人には一度にまるごと持っていけるので楽です。
同人誌に最適なサイズ
ミーティングバッグに最適な大きさをしているので、同人誌を収納しながら移動ができます。
ただし注意しなくてはいけないのが、カウネットで販売されているミーティングバッグの場合はラージサイズである点です。
ノーマルサイズは同人誌が入りません。
衝撃や水滴にある程度対応

トートバッグとは違い蓋(カバー)が付いているので、ある程度の水滴に対応しています。
また全体的にがっしりしているので、衝撃にも強いのが特徴的です。
ただし同人誌の中でも、コピー紙やペーパーの保存にはクリアケースが適しています。
中身が見られる心配が少ない

覗かれても同人誌などの中身がトートバッグよりも覗かれる心配が少ないのは、コミケなど即売会の帰りには大きな安心感があります。
ただしこのカバーは簡易的な構造をしているので注意が必要です。
カバーの端っこを指で軽く摘むだけで捲れてしまいます。
トートバッグやリュックと違いミーティングバッグは容量が結構ある

私の在庫の同人誌約20冊(25冊未満)を入れたところです。
大体80冊前後は入ると思うので、物によっては100冊近くは入るでしょう。
さすがに大手ジャンルの島中の同人誌全ては入らないですが、20冊以上確実に買う人やそこそこ同人誌の在庫を持つサークルの方にはオススメします。
中小レベルのジャンルやカップリングのサークルを絨毯爆撃するレベルならば、全ての同人誌が入るだろうなと思えるくらいのカバンの容量です。
ミーティングバッグは畳んで持ち運べる

畳んだ状態で持ち運べるので大きめのトートバッグに入れ会場で広げるのも良いでしょう。
またホテルなど宿泊施設で手に入れた同人誌などを、帰省時の同人誌を持ち運ぶために利用するなど、様々な役割が考えられます。
ミーティングバッグのデメリット
ミーティングバッグのデメリットは大きいの一言です。
大きくさらに角ばっているので、周囲にぶつけると下手したら怪我をさせる危険性もあります。
また密集している状況下で0.5人分を左右どちらかを取るので周りの邪魔になります。
大手ジャンルで良く目にする、移動列の血栓ではミーティングバッグが人に引っかかりトラブルの元になるのではと考えてしまいます。
大きい
大きいのがメリットでもあるのですが、人の邪魔になるレベルの大きさです。
力のない人や疲労が溜まっている人は、大きいからと同人誌を購入しすぎて持ち運べなくなる可能性もあります。
角ばっている
トートバッグやリュックと違い角ばっているので、他人に当たった時怪我の元になることも考えられます。
特に同人誌を入れていると重くなっているので、鈍器のような何かになっています。
振り回しながらバッグを歩くのが癖になっている人には正直あまりオススメしたくありません。
荷物が入ったミーティングバッグに当たると痛い
一度島中ですれ違いざま脇腹にぶつかった時普通に質量もあり痛かったのを覚えています。
筆者は170センチ台で脇腹だったためまだ良かったのですが、持ち主の身長によっては肩や胸最悪の場合首や顔に当たる場合もあるのでミーティングバッグを利用する際は要注意です。
キャリーカートに足を引かれた時と同じくらい辛いです。
クリアケースが入らない

クリアケースは横にしないと入りません。
最も大切な同人誌やコピー本やチラシなど、状態が気になる物に関しては収納するのに適していません。
特にチラシ系は同人誌のおまけになっていることも多いです。
有名作家や根強いファンのいる作家の場合は、同人誌とチラシがセットとして扱われる場合もあるので大切に保存したいところなので、几帳面な人には向いていないでしょう。
コンパクト性に欠ける
いくらミーティングバッグを折りたためたとしても限界があります。
また仕切りを持っていく場合は、畳む時一緒に分解して持ち運ぶので面倒な点も気になります。
コスプレやサークル参加の方は気にしないと思いますが、始発組の一般参加者からすると少しでも軽量化したいという考え持っている場合気になる点の一つになります。
頼りすぎると重さが分散できない
たくさん入るからとミーティングバッグ一つに集中して同人誌を入れてしまうと、重さが分散できないので帰宅時が苦痛になります。
大切な同人誌はミーティングバッグに入れて、その他は別のバッグにいれるなど荷物を分散しましょう。
キャリーバッグを持って行ける人なら、上に乗せれば良いので気にしなくても良いと思います。
持論:一般参加者にはオススメしにくい
私の持論ですが、人混みが凄いコミケではミーティングバッグは向かないと私は考えています。
コミケにおいて大切な要素は、いかにしてスムーズに移動するかです。
人の迷惑になる行動をすることは、自分にも回ってきます。
先程挙げた列の血栓の時は、自分の大きなカバンが邪魔をして動けないというところを見たことがあります。
また私の何も入っていないトートバッグですら、人と人に挟まれて抜けなくなることもありました。
サークル参加には向いている
サークル参加者の場合、在庫やディスプレイスタンドなどサークル関連の道具を持ち運ぶのに適していると思います。
最近のサークルはジャンル問わず、iPadを持参しているので収納できます。
また他サークルと交換した同人誌や頂いた物など、様々な点で一つにまとめられる可能性が高いでしょう。
ホテル組にはオススメ
コミケ帰りに購入した同人誌など戦利品をミーティングバッグに移し替えることで、移動時の効率化ができます。
大きさによってはキャリーバッグの上に乗せて移動もできることもあり、戦利品の量によっては便利なアイテムの一つになるのではないでしょうか。
ただしあまりにも重い場合は、クロネコヤマトの往復宅急便を利用するのも一つの方法だと私は思います。
ミーティングバッグを利用する人は、30冊40冊を余裕で超える冊数の同人誌を購入すると考えられるので、そのレベルの荷物を持参して帰宅するならば宅急便で家まで送るほうが懸命な判断でしょう。
サブバッグは必要


根本的な作りとして大きいカバンではあるのですが、財布や小銭などを入れるスペースは限りなく少ないと私は感じています。
特に買いまわっている間は確実に片方の腕が使い辛いことになっています。
そこでサコッシュなどサブバッグを併用して使うことをオススメします。
貴重品やスマホを入れたり、戦利品を入れる首掛け財布としても使えます。
おわりに
ミーティングバッグはコミケの戦利品を沢山入れる上では、作られた由来や構造的にとてもベストです。
その代わり問題になるのが、周囲への影響はどのくらいなのかという点に限ります。
あまりにも大きく、カバンとしては角もあり大きいのでぶつかると双方が痛いのは考えられます。
また会場内での列の血栓を移動する場合は、大きなバッグが弱点となって移動するのが困難な場合も考えられます。
私としてはホテルからの帰宅時やサークル参加やコスプレ参加の方に適しているのが、ミーティングバッグではないかと感じています。