マルチディスプレイを使って作業効率化していますか?
マルチディスプレイを利用することで、作業効率が改善されることがあります。
私がこのブログでオススメしているパソコン2台持ちですが、わざわざそのようなことをする必要が無くなる場合もあります。
ただし弱点もあり、ルールを設定しないとマルチタスクをしてしまい効率が大幅にダウンします。
私は誘惑に負けてしまうので、パソコンをOS別に2台持ちにしました。
この記事は作業効率に対しての目線からマルチディスプレイのメリット・デメリットを説明していきます。
早く読みたい人のための目次
マルチディスプレイのメリット・デメリット
- マルチタスクになりやすい
- 誘惑に負けて他のことをしてしまう
- 机の面積を取る
- ケーブルの配線が大変になる
- 情報量が増える
- 大画面モニターが使える
- モニターの配置や向きの自由度が高い
- 最低1台で複数の機器が使える
マルチディスプレイのデメリット
マルチタスクになりやすい
マルチディスプレイの大きなデメリットはマルチタスクになってしまうことでしょう。
人間は基本的に複数のことができないので、同時に複数のことをやると作業効率が大幅に激減します。
そのため後述しますが、全ての画面は同じ作業向けの情報にする必要が出てきます。
- アニメを観ながらSNSや掲示板で実況をする
- 結果としてアニメも実況もそんなに頭に入らない
誘惑に負ける
1台のパソコンで作業をしていると誘惑に負けて遊んでしまいます。
対策としてブラウザを分けるのも一つの手ではありますが、同じ一つのパソコンを使っているので自然と手が伸びます。
私がパソコン1台体制の時は、作業と遊びでアカウントを分けていました。
それでもついつい誘惑に駆られてしまうので、パソコン2台持ちになりました。
机の面積を取る
モニターアームを使うことである程度の場所を確保できますが、それでも基本は机の面積をディスプレイが取ります。
私は一時期モニターアームを使っていたのですが、ノートパソコンやキーボードを収納できた方が良いと考えてディスプレイスタンドにしました。
ディスプレイスタンドにするかモニターアームにするかは、人によって様々ですがどちらにしても場所を取ります。


ケーブルの配線が大変になる
ディスプレイ分の配線が増えるので机やその周辺がごちゃごちゃします。
私は配線が気になって集中できなくなる時があり、外部ディスプレイ2台体制から1台に変更しました。
気になる方は配線回りをある程度予測してから、マルチディスプレイを導入することをオススメします。
最低一台で複数の機器が使える

HDMIのケーブルを一つにハブ(分配器)に接続して、一台のディスプレイを複数の機器で使用しています。
- MacBook
- ノートPC
- Nintendo Switch
これら3つを使いこなす上で、ディスプレイがあると作業効率がアップします。
私はボタン一つで作業効率を上げたり、ゲームができたりと複数のことができるようになりました。
マルチディスプレイのメリット
情報量が増える
閲覧時の情報量が格段に増えます。
特に参考資料やメモなどがある場合においては、格段に作業効率が上がります。
このブログを書く時は、大体マインドマップを開きながら執筆しています。
パソコン1台で書くよりも作業効率が少し上がります。
しかし参考資料が殆ど無い場合は、2枚以降のディスプレイは飾りになってしまうので注意してください。
大画面モニターが使える
大画面モニターが使えるメリットがあります。
複数枚のモニターを合わせることで大画面ができますし、高いですが巨大なモニターやテレビで作業を行うことができます。
特に私みたいに好んでノートパソコンを利用している人からすると、大きなモニターは魅力的なので1枚だけ導入するのも良いでしょう。
ノートパソコンの場合は、蓋を閉めることで実質デスクトップ化することができます。
モニターの配置や向きの自由度が高い

様々な配置や向きで作業ができることもマルチディスプレイを利用できます。
特にモニターを縦置きにすることが可能な点が最大のメリットでしょう。
縦置きにする場合はモニタアームがほぼ必須になります。
- 電子書籍での勉強
- プログラミング
- 執筆
- Twitterや掲示板など縦スクロールを多用するサイト
現在の自分の利用状況
私が今現在(2020/12/22)のマルチディスプレイ状況は、基本デュアルディスプレイにしています。
ただし必要になった時には、Windowsノートパソコンを起動して3画面体制のマルチディスプレイにしています。
完全に集中したい時
完全に集中したい時は、可能な限りマルチタスクをしたくないので1画面または2画面にしています。
マインドマップや電子書籍など参考資料がある場合は2画面にしています。
さらにWindowsだけに入っているソフトも使う場合は3画面で作業をしています。
自分のその場の用途に合わせてマルチディスプレイをするか、やめるかを分けています。
遊んでいる時
遊んでいる時は完全に3画面のマルチディスプレイをしています。
遊んでいる時もシングルタスクで画面を極力減らすことが大事ですが、Twitterや掲示板を見ながらゲームや動画を楽しみたい時があるのでフルに使っています。
マルチディスプレイで疑似PC2台持ちにする
PC2台持ちを始めるまでにやっていたことです。
マルチディスプレイで各画面ごとに別のパソコンとして、作業を割り振って利用していました。
皆さんやっていることではあると思うのですが、各画面の仕事を固定して使っていたところがポイントです。
この考えそのものは今も実践しています。
画面ごとに作業場所を分ける
- 誘惑に負ける
- マルチタスク化しやすい
- 1台のPCで作業わけができる
- 作業効率が上がる
マルチディスプレイを活用している人が実践している従来の方法です。
単純に画面が増えることで必然的に作業効率が上がります。
またわざわざ目的別にパソコンを買わなくても、目的別に画面を見れば解決するのが大きな特徴です。
弱点としては一つのアカウントでパソコンにログインしているので、ついつい別の画面でSNSを触ってしまったりと誘惑に負けやすい点が挙げられます。
そのため私はアカウントを遊び用と作業用、2つのアカウントを作成しています。
仮想デスクトップを使う
- パソコンのスペックに左右される
- 結局は仮想化なので誘惑に負ける
- 1台で2PCの実現
- ショートカットキーですぐに移動できる
仮想デスクトップを使うことでパソコン2台持ちをしているかのように、作業の分散を行うことができます。
カレンダーアプリを使ったり、マインドマップを開いたりしながら作業をするなどして良く利用しています。
ただしパソコンのスペックに左右されることと、結局はアカウント内に同じアカウントを起動しているようなもので、誘惑に負けやすい環境であるのは間違いありません。
iPad&MacユーザーならSidecarを使おう
限定的ですがsidecarを使うという選択肢です。
MacとiPadを連携することで、iPadを2台目のディスプレイとして使う方法です。
私はモニターが使えない環境の時に使っています。
例えば最近では、HDMIが使えないテレビが設置されているビジネスホテルだったり、ファミレスなど外にいるときです。
MacBookユーザーにはSidecarをオススメしたい
- iPad単体でも使える
- ワイヤレスで接続できる
- バッテリーを内蔵している
- HDMIではないため熱くない
- 持ち運びに最適
iPad単体でも使える
昨今では持ち運び可能なモバイルモニターというものが使われています。
その名の通り小さなディスプレイではあるのですが、モニターとしての用途しか使えません。
常に持ち運んでいたとしても、確実にモバイルモニターを使うという保証もないので、使わない時は荷物になります。
iPadなら読書からネットサーフィンまで無駄なく単体で使えるだけではなく、メールやSNSや程度なら確実にiPadだけで完結できるので自由度が断然違います。
ワイヤレスで接続できる
ワイヤレスで接続ができるので無駄なケーブルを必要としません。
あるとするなら充電用ケーブルくらいでしょう。
バッテリー内蔵
当たり前ですがiPadはバッテリー内蔵しています。
モバイルモニターは物によっては、バッテリーを内蔵していないのでワイヤレス接続ができないことがあります。
iPadは両方とも有線・無線両方とも可能なので、電源やバッテリー容量に合わせて使い方が可能です。
HDMI接続ではないので熱くない
私のMacBookProのメモリが8GBのため、HDMIで接続をすると熱を持ちます。
しかしsidecarの無線接続の場合は、そこまでMacBook本体が熱くならないので快適です。
まとめ
- マルチディスプレイは使い方次第では効率が上がる
- 誘惑対策をしないと片方の画面で遊んでしまう
- モニターの置き場に困る
- 配線の管理が大変
- Macユーザーならsidecarも視野に
使い方を一歩でも間違えると誘惑に負けて遊んでしまい、ながら作業をしたり、遊んでいて気づいたら時間を無駄に浪費してしまいます。
誘惑に負けてしまうのは、環境が悪いことが原因です。
誘惑対策ができたり、方向性や何をしたいのか定まっているならマルチディスプレイをしましょう。
駄目ならタブレットでも良いのでパソコンを2台持ちにすることをオススメします。

