コミケの持ち物として必ず雨具は必要です。
戦利品が濡れることと体調不良に繋がるためです。
コミケの都市伝説に台風を避けたり、雨がそんなに降らないと言われていますが、少なくとも帰宅中にゲリラ豪雨になる時もあります。
行きは濡れても良いのですが、帰宅中に雨が降るとせっかくの戦利品が水浸しになってしまいます。
この記事ではコミケの持ち物として、見落とされがちな雨具について解説していきます。
早く読みたい人のための目次
コミケの雨・雪対策はとても重要
- 戦利品を濡らす
- サークルの頒布物を濡らす
- 会場内は滑りやすい
- 体調不良対策
コミケの雨・雪対策は大変重要です。
コミケでは基本雨が降らないという都市伝説もありますが、朝降らなくても夕方ゲリラ豪雨に見舞われるなど雨が降ることはあります。
仮に会場周辺で降らなかったとしても、帰宅中に降ってくることも考えられるので対策をしましょう。
戦利品を濡らす
戦利品を濡らす可能性があるので対策をする必要があります。
待機列の雨や雪だけ凌ぐだけではなく、帰宅中の対策もしましょう。
サークルの頒布物を濡らす
仮に濡れた状態でコミケに参加しても濡れていると迷惑です。
特に紙が濡れていると水滴がサークルの頒布している物に落ちる可能性があります。
頒布物がコピー誌や技術系の電子部品など濡れてはいけないものだったら、どう責任を取るのかまで発展するので気をつけましょう。
会場内は滑りやすい
東京ビッグサイトの床は滑りやすいのでビショビショだと床を濡らし、周囲に悪影響を撒き散らすだけではなく自分自身も滑る可能性があります。
靴が濡れても歩いていけば次第に乾いていきますが、全身びしょ濡れだと水滴でそうとは限りません。
体調不良対策
雨・雪で濡れることによる一番の問題は体調不良です。
夏コミの場合は濡れても平気と思う方もいますが、一気に気温が下がると低体温症になる可能性があります。
夏でも大丈夫と濡れた状態でいると、コミケ入場後に体が冷えることも考えられるので、少なくとも汗用のタオルは持参していると思うので拭きましょう。
私の場合は夏コミ対策の一貫としてタオルやハンカチを汗拭きも考えて沢山持っていくことで、急な雨にも対応できるようにしています。
そして特に大変なのが冬コミです。
雪はまだマシで、雨で濡れると低体温症や風邪を引く原因にもなります。
冬コミの時は必ず雨具など対策をしていますし、上着も雨に強いものを着ています。
コミケの雨・雪対策グッズ
コミケで使うと便利な雨具を紹介します。
中には常に使うべきではないものも含まれていますが、正しく使うことで効果を発揮します。
レインコート
レインコートは雨の日対策としては必須ですし、コミケ会場付近では人の多さで少ないですがコンビニでいつでも購入できます。
ズボンも一緒にあるタイプもあり、ズボンが濡れにくいのがポイントです。
ただし脱ぐのが大変なので使い捨て感覚として、帰宅後に捨てるのも一つの手だと思います。
ポンチョ
レインコートですが、上から着るので脱ぐのも便利です。
ただし肘から下や太ももから下ががら空きで濡れやすいものがあるので、便利と動きやすさを取るならポンチョです。
レインカバー
カバンが濡れないように覆うカバーです。
リュックサックで良く使われており、雨の中の自転車通勤で良く見かけます。
個人的にはレインカバーがサイズが合えばベストです。
しかし弱点としてサイズが合わないことと、レインコートと同じく片付けるのが大変なことです。
そして意外とどこにも売ってるわけではなく、コンビニで見かけたことは一度しかないです。
ビニール袋で代用
大きさが合わなかったり一々買うのが面倒な場合は、ビニール袋を代用するのもいいでしょう。
帰宅時の雨には同人誌だけビニール袋やポリ袋などに包んで持って行く方法もあります。
靴用のレインカバーもある
たまに使っている人がいます。
靴が濡れないために靴用のレインカバーもありでしょう。
コミケの持ち物を入れるスペースに入るならベストですし、私も仮に入るスペースがあるのなら持って行きます。
防水スプレー


カバンやジャケットに靴まで防水スプレーをしています。
楽なので結構気に入っているので日常生活でも利用しています。
ただし台風やゲリラ豪雨のような強い雨や雪によっては効果が限定的になります
また靴に防水スプレーをするのは良いですが、メッシュに吹きかけると湿気や汗が外に抜けずびしょびしょになってしまいます。
折りたたみ傘
普通の傘は持っていくと本当に邪魔ですし、密集地に傘は本当に人の迷惑になるのでオススメしません。
そのため持っていくとしたら、折りたたみ傘がベストです。
ただし列待機や東京ビッグサイトから最寄りの駅までは、人の邪魔になるので控えましょう。
スタッフも「もし傘をさすならば、歩く時は閉じましょう」と言っているほど、密集しているところの傘はとても邪魔です。
私も結構邪魔で待機列で座っている時に、後ろの人の傘が頭に何度も当たって不快な思いをしました。
折りたたみ傘のメリット
普通の傘ではなく折りたたみ傘にはメリットがあります。
基本的に袋が付いているので一定の水滴対策になる点です。
普通の傘ですと袋は付いていませんし、大きいので荷物にもなるだけではなく、周りの邪魔になることが考えられます。
コンパクトになりつつ、水滴にもある程度配慮できますし、場合によってはビニール袋に入れてかばんに入れられるのがメリットです。
タオル
濡れたバッグや体を拭くのに使います。
会場内に入る前に必要最低限はタオルで拭きましょう。
水滴が頒布物に落ちることを良く聞きます。
レインコートなども拭く
大手サークルに並ぶ場合、外周に長時間並ぶことがあります。
その時に着ていたポンチョやレインコートを着たまま会場内に入る人が、雨の日のコミケでは良く見かけますがなるべく控えるようにしましょう。
すれ違う人を濡らしていくだけではなく、着たまま頒布物を購入しそのまま机を濡らしてどこかへ行く人を売り子の時に経験があります。
落とした水滴の先がコピー本だった場合、一冊駄目になる可能性が高いので意識してください。
何度も外に出るから面倒かもしれませんが、屋根のあるところで毎回拭いたり、袋に入れるようにしましょう。
折りたたみ椅子
雨や雪が降っている時に地面が濡れるため折りたたみ椅子または敷物を持参しましょう。
ズボンが濡れていると歩きにくいだけではなく、風邪の原因になったり体が冷えて体調を崩し救護室へ行くことになります。
大体救護室に始発からお世話になるとお昼までは少なくとも帰してもらえないことがあるので、コミケそのものが台無しになってしまいます。
雨・雪対策のリスト
- レインコート(ポンチョ)
- レインカバー(ビニール袋)
- 防水スプレー
- 折りたたみ傘(注意)
- タオル
- 折りたたみ椅子
おわりに
コミケの雨具対策を紹介しました。
コミケは基本晴れている、台風がないと言って都市伝説はあります。
しかし台風は無くても帰宅に合わせたゲリラ豪雨は何回も経験していますし、始発の待機列から開場までひたすら霧雨が降り夏コミなのにとても寒いといったこともありました。
冬コミは雪ならまだマシで雨が一番冷たくでしんどいですし、体力と体温を奪っていくので気分悪くなる人を何度も見てきてました。
体調不良にならなくても戦利品を濡らしてしまうこともあるので、雨具はなにか一つだけでも持っていくことを強くオススメします。
また列形成が外になる大手サークルの場合は、雨が強いと厳しいので諦める勇気も持ってコミケに参加しましょう。