スマホ断ちなど誘惑対策に最適!タイムロッキングコンテナの自作方法まで紹介

7 min
タイマー式南京錠でタイムロッキングコンテナを自作

スマホをついつい触ってしまうことや、少しだけスマホでラインなどを見ていただけなのに時間が過ぎていたことはありませんか?

私は過去に様々な方法を試してみて、一日のスマホ時間を減らせられるように努力をしました。

結果としてはスマホの利用時間を減らすことができたのですが、ある一定のレベルで頭打ちになりました。

しかし結局は辞めなきゃと思いながら、スマホをやっていることは変わりませんでした。

そのため私は物理的にスマホを制限することにしました。

そこで当記事ではスマホ中毒で時間を減らしたいけど、中々減らせない人に対しての最終的な手段の一つ、タイムロッキングコンテナを紹介します。

記事で紹介すること
  • タイムロッキングコンテナについて
  • 市販品と自作どちらがオススメか紹介
  • タイムロッキングコンテナの自作方法
  • 効果はどのくらいあったのか

▶私がやっていた様々なスマホ断ち方法の記事です

タイムロッキングコンテナとは

禁欲ボックスとも言われているタイムロッキングコンテナとは、スマホやゲームなど辞めたくても辞められないものに対して物理的に時間制限でロックするボックスのことです。

特にこのコンテナを有名にしたのが、松丸亮吾さんがスマホに注意を持っていかれるため導入したことをツイートしたのがきっかけです。

スマホだけではなくSNS断食にも応用

実質スマホ断食と同じになるのですが、SNS断食を一日でも良いからしたいと思った時はタイムロッキングコンテナに入れると良いでしょう。

私は色々試した中で効果があったのは、スマホ断食=SNS断食としてスマホごとロックをしたことです。

これを丸一日してみたら、案外SNSがなくてもやっていけるなと思い、さらにアプリを消すステップへ行くことができました。

初心者には市販品のタイムロッキングコンテナがオススメ

Kitchen Safeのタイムロッキングコンテナにスマホとモバイルバッテリーを入れて、本体の底を鷲掴みにして片手で持ち上げている。
本家Kitchen Safeのタイムロッキングコンテナはギリギリ鷲掴みにできる大きさだ

タイムロッキングコンテナを利用する上では、Kitchen Safeのタイムロッキングコンテナを購入するのがです。

タイムロッキングコンテナをこの世に出した本家であると共に、ブランド品なので検索すればどのように皆さんが使っているのかわかります。

また類似品ではスマホに特化したタイムロッキングコンテナが販売されていますが、Kitchen Safeの場合はただの箱なので応用性のある商品です。

タイムロッキングコンテナの操作方法は簡単

KitchenSafeのタイムロッキングコンテナはダイヤルで操作する

KitchenSafeのタイマー設定は、ダイヤルをぐるぐる回すことで行います。

後述するタイマー式南京錠はボタンを1回づつ押さなくてはいけないのですが、タイムロッキングコンテナはぐるぐる回すだけで容易に何時間も設定ができるのでとても快適です。

タイムロッキングコンテナの中身

タイムロッキングコンテナは蓋を開け締めする構造になっている

タイムロッキングコンテナは基本的に蓋式になっています。

なのでそのまま入れ物として使うことも可能となっています。

構造もとてもシンプルになっているので、大きさが合えば様々なものが入ります。

タイムロッキングコンテナを実際に使ってみた

実際にタイムロッキングコンテナを起動した。実際は最低でも1分はロックするので、分かりやすいように動画内では1秒で終わっている。

タイムロッキングコンテナは、ダイヤルを回して時間を設定し、ダイヤルを押すだけで使えます。

誰でも簡単に扱うことが可能なため、挫折せずに使えています。

手軽さを追求することは、挫折のリスクを軽減することにも繋がります。

スマホの充電ができないので注意

Kitchen Safeのタイムロッキングコンテナにスマホを入れているところ。スマホを入れていると充電ができないので、モバイルバッテリーでスマホを充電しながらタイムロッキングコンテナに入れてロックしている。
iPhoneとモバイルバッテリーを一緒に入れている

ガジェットといっても基本ゲーム機やスマホだと思いますが、基本的にケーブルを通すスペースがありません。

そのため充電しながら利用する場合は、モバイルバッテリーと一緒に入れることになります。

充電をしないなら他にも何台かスマホを入るのですが、モバイルバッテリーが入るとカツカツになります。

タイムロッキングコンテナのロック部分
タイムロッキングコンテナのロック部分。時間が経つと外れる。

しかもiPhoneの純正ライトニングケーブルだと長くて、蓋を閉める時にロック部分が干渉することがあります。

今の所は干渉したことはないのですが、気になる人はストレスになって続かないでしょう。

類似品は安い

類似品は様々な大きさやデザインがあるので、お金を出したくない人にはオススメです。

しかしレビューを見るとタイマーが反応しない等があるので、もし購入をするのなら私はブランド物かつレビュー数がトップクラスに高い「Kitchen Safe」の商品を購入します。

タイマー式南京錠でタイムロッキングコンテナを自作する

どこにも持っていけないことに疑問を持ったため自作をができないか調べていたら、タイマー式南京錠というものがあることを知ったので自作をすることにしました。

私はジッパー袋に入れて利用しています。

室内だったら金庫やポストのような箱にも、穴が対応していれば使うえる柔軟性があります。

しかも従来のタイムロッキングコンテナと比べて安いのも特徴的です。

弱点としては自作をする形になるので、これといった正解がありません。

また自分が満足できるものを作り出せない可能性もあります。

タイマー式南京錠の充電ケーブルの差込口。給電方法がUSBだが差し込むところは棒状で特殊なタイプ
充電ケーブルの差込口

タイマー式南京錠はUSB充電ができるのも助かります。

タイムロッキングコンテナは乾電池で動くものがある中、USB充電ができるのはとても助かります。

ただしケーブルと本体を接続する部分は特殊な点が不便でした。

気軽にケーブルを買い換えることはできないのが、個人的には不服でした。

私が作ったもの

タイマー式南京錠とジッパー袋で自作タイムロッキングコンテナを作成
ジッパー袋とタイマー式南京錠で自作した物

私が自作で作ったタイムロッキングコンテナです。

ジッパー袋で作っているので、タイムロッキング袋といったところでしょう。

ジッパーがついていれば旅行かばんでもリュックでも使えるため、沢山の道具が入るので拡張性に優れています。

操作性は市販品が最強です

タイムロッキングコンテナの時間表示画面
タイムロッキングコンテナの時間画面

タイムロッキングコンテナだとダイヤルでぐるぐる回すだけで、時間を簡単に設定できるのがとても強みです。

行動に移すのが楽というのは、習慣化を促すためには一番重要な要素の一つです。

ダイヤル操作で簡単な点が購入した大きな理由です。

しかも画面が大きくて見やすいので私はとても気に入っています。

外出時はタイマー式南京錠がベスト

ホテルや職場先など外出時に使う場合はタイマー式南京錠がベストです。

ホテルや喫茶店などで勉強や仕事に集中する時、スマホなど誘惑に駆られてしまうものを遠ざける時に大きなタイムロッキングコンテナを持ち運ぶのはカバンを選び大変です。

そこで極論ジッパーさえあれば、小さくポケットに入るサイズなので荷物にもならないので扱えるタイマー式南京錠は効果を発揮します。

実際にホテルなど外で作業するときはタイマー式南京錠を利用しています。

タイムロッキングコンテナの自作方法

  1. STEP

    タイマー式南京錠を購入する

    タイマー式南京錠が入っていた箱
    タイマー式南京錠の箱

    タイマー式なら何でもOKです。

    普通の南京錠も考えたのですが、時間制限で開封できるのがキモです。

    鍵があったら自分で開けてしまいますが、時間制限なら自力で開けることは困難になります。

    この強制的な部分が重要になってきます。

  2. STEP

    鍵をかけられる袋や容器を用意する

    タイムロッキングコンテナを自作した時に使ったジッパー袋
    タイムロッキングコンテナを自作した時に使ったジッパー袋

    鍵をかけられて開けられないようにできるものなら何でもOKです。

    私はたまたま持っていたダイソーで売られていたジッパー袋を流用しました。

    禁欲をしたい物に合わせて袋や箱を用意するのをオススメします。

  3. STEP

    断食したいものを入れてロックする

    タイマー式南京錠でジッパー袋にロックをしている
    タイマー式南京錠でロックした状態

    タイマー式南京錠の時間を設定して最後にロックします。

タイムロッキングコンテナの使い方

ただ時間を決めて利用するだけですが、設定するタイミングでだいぶ変わってきます。

主にスマホを使わないように使っているので、スマホを例に紹介していきます。

利用時間
  • 睡眠時間
  • 仕事中
  • 作業時間

主にこの3つに分けて利用しています。

細かく分けて利用をしていたのですが、毎回スマホを取り出す時間があると回数の多さに比例してスマホの誘惑に負けてしまう確率が必然的に上がるので辞めました。

睡眠中の使用

私は夜の就寝時間から起床時間の間スマホが触れないように設定しています。

さらにここからがポイントで目が覚めたら自然とスマホを触ってダラダラしてしまうので、追加で30分間増やしています。

これに関してはスマホだけではなく、皆さんを誘ってくる物に応用ができるテクニックです。

ゲームならコントローラーをタバコならそのものとライターを、起床時間よりも少し多めに設定することで朝の貴重な時間を30分は確実に手に入ることができます。

確実にスマホを触らない時間を決める

スマホを確実に触らない時間を決めることが大切です。

正確には誰とも連絡を取らない時間を作る必要があります。

突然電話やメールが着て困った経験が何度かあったので、通知を消したり電源を消すのもいいでしょう。

ただし明確にこの時間は自分のためだけに行動をするぞという考えを持ちましょう。

行動は睡眠でもゲームでも良いですが、私はメールどころかSNSまでPCで見ないようにするためサイトブロックも合わせてしています。

仕事中での使用

主な利用時間
  • 就業時間〜休憩時間
  • 休憩時間〜終業時間

私は在宅なので純正品のタイムロッキングコンテナを使っていますが、出社時は自作したものを持ち運んでいます。

休憩時間は何度か使えないようにしていたのですが、スマホ決済を利用したり昼寝をする関係でロックにすることができないためです。

また家族や友人からの連絡もあるかもしれないので、一応休憩時間は触れるようにはしています。

ただスマホに関しては、今2台目を導入したことで休憩時間も遊ばずにスマホを扱えるようになりました。

そのため休憩時間も使えないよう実験的にしています。

作業時間中での使用

プライベートの有意義な時間を有効的に使うように考え、タイムロッキングコンテナを使っています。

勉強からゲームまでガッツリと集中したい時に、誘惑に駆られるものが近くにあるとやれなくなってしまいます。

夕飯から寝る直前と休日(金土日)の2つを意識して時間を設定しています。

夕飯から寝る直前

  • 平日(日曜など翌日平日の場合を含む)
  • 休日(金土日祝日)

夕飯から寝る直前、そして平日と休日に分けて考えます。

私の場合は夕飯が20~21時が多いのでこのような形になります。

平日の夕飯から寝る直前
  • 平日
    • 21~23時or24時(在宅時)
    • 21~22時半(出社時)
  • 休日
    • 19時〜22時

平日は仕事の時間に合わせ、休日は22時以降に大体友人と通話しながらゲームをしているため早めに切り上げています。

夕飯から寝る直前を設定している理由は、私自身の経験としてこの時間が一番誘惑に弱い時間帯だからです。

時間が沢山あるのにも関わらず、スマホをだらだら触っている時間帯が夕飯から寝る直前の時間です。

また平日の仕事終わりは大体この時間帯しか自由な時間がないのもあげられます。

無職から就労まで経験を私はしているので分かるのですが、貴重な寝るまでの時間を有効活用するのは、働いている人だけではなく学生や無職まで変わらないはずです。

休日(金土祝日)

友人と遊ぶなど予定によりますが、基本的な生活スタイルとしてタイムロッキングコンテナの制限時間を確立しています。

  • 起床〜12時
  • 13時~16時

起きてから12時まで、大体昼食まではスマホを使えないようにしています。

大体この時間帯は掃除や読書、家族や友人との会話に使っています。

13時から16時は完全な自由時間かつ自分が集中できる時間、昼寝をする時間にあてています。

昼寝もですがついスマホを見てしまって、寝る時間が無くなったなんてことが起きないようにしています。

16~19時は家族がランダムにお風呂に入るので、完全自由時間として設定しています。

if~thenプランニングを使うこと

If~thenプランニングでルール化・習慣化することが必須条件です。

理由として一番大きいのは、スマホをロックする瞬間までが一番難しいからです。

ロックする瞬間に無意識にスマホを触ってしまい、スマホを触れない状況にすることを先延ばしにしてしまいます。

そのためにif thenでルール化をし習慣してしまいましょう。

if~thenプランニングとは

その名の通り「もし〜ならば、行動する」と何かの行動や出来事を起点にルールを決め、行動を始めるプランのことを言います。

その結果だけざっくり言えば、

if-thenプランニングを使うと目標を達成しやすくなる。その効果量は0.65

 って感じ。「効果量が0.65」ってのはかなり良い数字で、参考としてはポジティブ心理学のテクニックが0.34ポイントぐらいだし、マインドフルネス瞑想のストレス解消効果も0.36ぐらい。

https://yuchrszk.blogspot.com/2017/05/if-then.html

目標達成にも使えるテクニックでもあります。

if~thenプランニングを駆使することで、スマホをダラダラやり続けて結局ロックをしなかったということが無いようにします。

私の使っているif~thenルール

  • 朝起きたら40分間スマホをロックする
  • お風呂から上がったら2時間ロックする

私が毎日頻繁に使っているif~thenルールです。

タイムロッキングコンテナまたは私のようにタイマー式南京錠で自作していても、両方しっかりと使える方法です。

シンプルかつ自分が頻繁に使って時間を浪費していると感じる時間に合わせています。

まとめ

  1. 安く済ませたいならタイマー式南京錠で自作
  2. 場所とお金があるならタイムロッキングコンテナ
  3. 前もって連絡をしない時間を作る

安く済ませたいならタイマー式南京錠で自作

安く済ませたいならタイマー式南京錠一択です。

半額で作れますし、様々なかばんや袋などにも使えるため応用性があります。

場所とお金があるなら市販品一択

タイムロッキングコンテナは外出時に持ち運ぶのが難しく価格は比較的高くなります。

しかし利用しているユーザーの多さ、わざわざ南京錠とは違い袋や箱等を用意する必要が無いのは大きなメリットです。

有名人が利用しているほど、様々な人に活用されていますし、Amazonレビューに参考になるコメントもあるのが特徴です。

前もって連絡をしない時間を作る

この時間だけは確実に連絡をしないと断言できる時間を作りましょう。

重要なメールや電話がある可能性もあるからです。

またこちらからも連絡をする時もあると思うので、時間を明確化しておきましょう。

チェル

チェル

自分が工夫していることを実体験とソースを交えて紹介していきます。
当記事では趣味と生活の質を上げるために、集中力や効率をいかに上げるかを中心に書いています。
最大の目標は生活の満足度を上げることです。

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